第67回ガイドツアー「“SEGODON”、世界、そして宇宙へ」(2018年4月15日開催)
今回は、NHK大河ドラマで一世を風靡する「西郷(せご)どん」こと西郷隆盛の足跡をたどりつつ、渋谷の新しい名所であるプラネタウムを楽しむ企画でした。
先ずはハチ公広場で集合、そのままJR南口近くの東急トランセ乗り場へ向かい、ミニバスに乗り込みます。バスで国道246号、南平台、青葉台を通り抜け、目黒区立菅刈公園へ。ここは西郷隆盛の弟で、維新後は陸軍大臣、海軍大臣などの政府要職を務めた西郷従道跡地でもあります。西郷従道邸はオーストリア建築家が設計した白亜の洋館で、今は愛知県犬山の明治村で見ることができます。従道が兄の隆盛を招くために用意された邸宅でもあるのですが、西南の役で倒れた隆盛がその完成形を見届けることはありませんでした。
菅刈公園内の西郷従道邸宅跡にはご案内の銘板があります。
公園内には西郷がその風景を楽しんだ和風庭園が残されています。
西郷従道は明治政府の要人でした。明治天皇もこの地を訪れたのですね。
その後、西郷山公園の南側入口から入り、まさしく西郷山を登ります。吉野桜はすでに散ってしまっていましたが、色鮮やかな八重桜を楽しむことができました。公園散策を楽しんだ後は、三田用水跡を横切って、西郷馬車道通りへ。この道は、従道が官庁街へ馬車で通う際に通った道であることから、このように呼ばれ、親しまれています。
菅刈公園の北側には、西郷山公園が隣接しています。
西郷山公園の南側は急勾配の斜面です。ひたすら登ります。
4月中旬のこの時期には、八重桜が咲き誇っていました。
西郷山公園の目の前、左側の道路は玉川上水の上を通る道路です。右側は旧山手通り。
玉川上水の下を通るトンネルです。西郷さんもここを通ったはず。
西郷馬車道通り沿いの風景です。壁面アートは落書きなのか?修景作品なのか?
アップダウンが多いこの地域、バスが欠かせません。
西郷馬車道通り沿いには花や緑を活かした風景がよく見られます。
お洒落なカフェやショップを楽しみながらのお散歩はいかが?
ここから桜丘の斜面を登り、渋谷区文化総合センター大和田の最上階にあるコスモプラネタリウムへ。東急文化会館でのプラネタリウム体験以来という方も多くいらっしゃいました。渋谷から実際に見えるはずの夏の星座を、解説員さんの詳しいガイドを聞きながら勉強させていただきました。
ツアーの終点。ここの12階にプラネタリウムがあります。
かつて五島プラネタリウムで使われたドイツ製映写機が保存・展示されています。
最後は、同じ建物の1Fにあるベルマーレ・カフェで皆さんと食事、ドリンクを楽しみながらの懇親会。皆さま、お疲れ様でした。次回もお楽しみに!
交流会はツアーやシブヤ談義で盛り上がりました。
ツアーの募集案内情報
西郷家ゆかりの渋谷の歴史に始まり、 渋谷のエンターテインメント「プラネタリウム」。 両方を一気に楽しむ欲張りなツアーです。
- 開催日時
- 2018年 04月 15日(日)13:30
- 集合場所
- JR渋谷駅ハチ公広場(黒いサインが目印)
*雨天決行
- 会費
- ツアー参加費 1,000円、プラネタリウム入館料 600 円、交流会参加費 2,500円
*当日徴収。東急トランセは個人負担となります。つり銭のないようにご準備ください。
- 申込期間
- 2018年 04月 06日(金)13:01 ~ 2018年 04月 13日(金)21:59
- 案内PD
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*案内PDFを印刷の上、FAXからのお申し込みも可能です。
- お申し込み