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EVENT INFO / 2013.06.10 UP!TED×Tokyo2012関連ツアー

7月1日、TED×Tokyo2012関連ツアー開催

6月30日に渋谷ヒカリエで開催された国内外著名人によるアイディア・プレゼンテーションイベント「TED×Tokyo 2012」(※1)に参加した外国人ゲストをお迎えして、しぶコン初の外国人向けツアーを行いました。

今にも降り出しそうな雨雲の下、7月1日午後2時に、上野教授が亡くなってからも教授の帰りを渋谷駅で待ち続けたという忠犬を偲んで造られたハチ公像の前で、TEDの参加者をお迎えしました。東京でも人気の待ち合わせスポットの一つであるハチ公像回りには、ハチがどんな犬だったか知らないかもしれない世代の人や外国人などで溢れてかえっていました。

ハチ公像のお話に聞き入る参加者の皆さん
その後、一回40秒の青信号の間に最大で3,000人ほどが四方八方から一斉に渡るというスクランブル交差点へ向かいました。渋谷に初めてきた人は、この凄まじい交差点で大都会の洗礼を受けるのです。慣れないと人の流れに押されて行きたい方向に渡れないこともあるようです。

スクランブル交差点の雑踏を避ける術を身につけます
交差点を無事渡り、戦後のboy-meets-girlの場であった「恋文横丁」へ。元祖クジラ屋とヤマダ電機の間にある「恋文横丁」の碑は、行き交う人がほとんど気付かないほどひっそり立っています。戦後、現在の「SHIBUYA 109」裏側の幅2mほどの道に、40店舗ほどがひしめき合っており、そこで働く日本人女性とGI(アメリカ兵)の間に多くの恋が芽生えました。GIが帰国後、この横町で古着屋を経営していた女性が、彼女たちのためにラブレターを代筆したのです。それを題材に1953年、日本文学界の重鎮・丹羽文雄(1904-2005)が「恋文横町」を発表し、この地がそう呼ばれるようになりました。
「マルキュー」の愛称で知られる「SHIBUYA 109」は、読モ(読者モデル)世代女子には圧倒的な支持を得ているお店(121店舗)が満載のビルです。元日を除く毎日、10時〜9時まで営業しているとはいえ、年間900万人の来店数は脅威の数字です。この日は、フライングセール(他に先駆けてやるセール)が開催されており、参加者の2名がバーゲン価格でKawaiiグッズをゲット!!!!!

SHIBUYA109入口横の広場にて
参加者としぶコンメンバーの記念のワンショット
ここから先は、渋谷の雑踏を抜け、時代も遡ります。 まずは、大正14年(1925年)に、大正ロマンの粋を集めて創られた「名曲喫茶ライオン」へ。クラシック音楽のレコードを鑑賞しながらゆったりとコーヒーを飲むお店です。戦時下で焼失したものの、昭和25年(1950年)にオリジナルデザインを踏襲して再建され現在に至っています。当日3時からの曲目は、ヴィエニャフスキのバイオリン・コンチェルトNo.2 とグラズノフのバイオリン・コンチェルトでした。

名曲喫茶ライオン前での様子です(ライオンの建物はこの反対に!)
次に江戸時代へ。徳川家康ゆかりの千代田稲荷(大願成就・商売繁盛の守護神)境内の手水舎(ちょうずや)でお清めをしたのち、お参りを体験して幕となりました。

千代田稲荷の歴史、お清めについてのお話です
お清めの後は、お参りにトライ!
最後は参加者全員で「関東一本締め」。手打ちが終わるのを待っていたかのように雨が降り始めました。

最後におまけで、ツアー後の交流会「電脳喫茶☆電脳酒場「めいどりーみん」(渋谷店)」で思い思いに楽しむ皆さんの様子です。

交流会を楽しむ参加者の皆さん
かぶりものに興じるしぶコンガイドです
>TED×Tokyoサイト

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