第30回 シブヤ建築ツアー・その2 ツアーレポート
“代々木台地を縦断!変わりゆく建築に見る半世紀” ツアー
渋谷エリアにはモダニズムを代表する建築が集積しています。今回は渋谷の代々木の台地と谷が織りなす地形を巡りながら、1964年の前回東京オリンピックの頃から半世紀の建築の潮流を見てみます。原宿駅前に佇むオーダーメイド集合住宅の走り「コープ・オリンピア」を出発し、世界的建築家・丹下健三設計の国立代々木競技場から坂を下り、公園通り界隈、大改造が続く渋谷駅にかけて新旧の様々な商業建築、公共建築、宗教建築などに触れ、渋谷の文化醸成と建築スタイルの変遷が密接にリンクしていることが分かってきたのではないかと思います。最後の渋谷駅では、15年後の姿をお見せしましたが、渋谷駅周辺の都市・建築の大改造とともに、渋谷発の新しい生活文化のトレンドが生まれてくる可能性も感じられたのではないでしょうか。
しぶコンでは今後もシブヤ建築、都市の構造に注目し、渋谷の魅力を解き明かしていきます。
■ツアーの写真
表参道ケヤキ並木に沿って優雅に佇むコープ・オリンピア。中華料理店「南国酒家」は竣工当時からこの場所に。
国立代々木屋内総合競技場。吊り構造の屋根とアーチ構造のスタンド部分の対比が美しい。
渋谷区総合庁舎と渋谷公会堂。この二つの建築は今後再開発で建替えが決定している。さて、どんな姿に?
1997年に建替えられたモダンな北谷稲荷神社。このあたりは渋谷の北部の谷にあり、「北谷」という。
スペイン坂を上りきった場所にあるシネマライズ。様々な素材をまとい、都市の多様性を表現。
東京山手教会。その地下には昔はジャズ喫茶「ジァン・ジァン」が入居。
渋谷駅。東横店も解体され、大改造が目に見え始めた。ハチ公広場も変わる?
お店紹介 「ラ・ボエム クアリタ 渋谷」
日常的に楽しめる高品質の一皿がコンセプトのイタリアンレストラン。パリパリ&モチモチのナポリ風ピッツァはおすすめです。中世ヨーロッパ風の優美なインテリアも必見!
(03-5728-6388)
ツアーの募集案内情報
原宿~渋谷に至る国内外を代表する建築を中心に日本のモダニズム建築を検証します。
主な建築 : 岸体育館 (松田平田) 代々木競技場 (丹下健三) 渋谷公会堂 (建築モード) 北谷稲荷神社 (菊竹清訓) シネマライズ (北川原温) ヒューマックスP(若林広幸) Qフロント (RIA) 渋谷駅 1954 ~ 2027 (坂倉準三 ・ 隈研吾 ・ 妹島和世 ・ 日建)
- 開催日時
- 2014年 05月 31日(土)13:30
※雨天決行
- 集合場所
- JR原宿駅・神宮橋上
- 会費
- ツアー参加費 1000円 交流会参加費 2500円
*当日徴収 ※直近2日間の取消は、飲食店のキャンセル料が発生いたしますのでご注意願います。
- 申込期間
- 2014年 05月 12日(月)10:00 ~ 2014年 05月 27日(火)21:00
- 案内PD
-
*案内PDFを印刷の上、FAXからのお申し込みも可能です。
- お申し込み