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EVENT INFO / 2017.04.03 UP!第59回ガイドツアー 爽やかな春の息吹を感じながら

第59回しぶコンツアー 2017年4月23日(日) 「爽やかな春の息吹を感じながら」ツアーレポート

ツアー当日はその名の通り、爽やかな天気に恵まれ、メンバー一行はハチ公前をスタート。

ハチ公前広場から出発
センター街は1964年の東京オリンピック前までは、渋谷川の支流である宇田川が開渠で流れ、木造バラックの飲食店が軒を連ねる娯楽街であった。所々には水車もあったという当時の風景に想いを馳せながら宇田川緑道をそぞろ歩く。道中には、渋谷のご当地ソース「ハチ公ソース」の事務所もある(かつては工場もあった)。

暗渠となった宇田川の上を歩く
ハチ公ソースの謂われを説明
神山町エリアに入ると、民家を改造したサードウェーブコーヒーの名店「フグレントーキョー」をはじめ、洒落たセレクトショップなどが現れる。このエリアは「奥渋谷」と言われ、若者を引き付ける新しい生活文化の発信拠点ともなっている。その中の一角、「ナタ・デ・クリスチアノ」で名物のエッグタルトを食べながら更に緑道を進むと、唱歌「春の小川」のモデル河骨川の分岐点に至る。

行列が絶えないカフェ「フグレントーキョー」
「ナタ・デ・クリスチアノ」で名物のエッグタルトを頬張る
そのまま河骨川跡地沿を歩き、当時の風景写真と比較しながら小田急線の脇を通り、「春の小川」歌碑でオリジナルの歌詞を確認。この唱歌が日本語の英語化計画を阻止したというエピソードがあるようですが、皆さん、ご存知でしょうか。

春の小川の歌碑前で、今と異なるオリジナルの歌詞を確認
小田急線の踏切を渡り、代々木台地の岬に立地する代々木八幡宮へ。急な坂を歩くことで、この場所が台地であることを否応なく実感できる。この八幡様の標高は海抜32メートル(渋谷区内の最高点は笹塚の海抜43メートル)。社殿の参道横には約4500年前の竪穴式住居跡(代々木八幡遺跡)があり、拝殿後は当時の集落と生活を窺い知ることができるジオラマを見学しました。

代々木八幡宮の境内には竪穴式住居跡が残る
古代の絵地図を見ながら代々木八幡宮の往時を偲ぶ
現代~昭和~明治~縄文時代にまで及ぶタイムスリップを体感しながら、ツアーは終了。ツアー後は代々木八幡駅近くのイタリアンでワイン、ピザ、パスタに舌鼓を打ちながら、渋谷談義の華があちこちで咲いていました。

代々木八幡宮の本殿前で記念撮影。みなさん爽やかな笑顔です。

ツアーの募集案内情報

爽やかな春の息吹を感じながら
♪は~るの小川はサラサラ流る~♪渋谷の原風景を唄った歌
愛称 ・ 春の小川 ・ 河骨川を検証!
渋谷駅~宇田川跡~河骨川 ”春の小川” 跡をたどり
代々木台地 ・ 代々木八幡神社へ

開催日時
2017年 04月 23日(日)13:30
集合場所
JR渋谷駅 ハチ公広場
*雨天決行
会費
ツアー参加費 1,000円 交流会参加費:2,500円
*当日徴収
申込期間
2017年 04月 03日(月)09:00 ~ 2017年 04月 21日(金)00:00
案内PD
*案内PDFを印刷の上、FAXからのお申し込みも可能です。
お申し込み

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